2. 美術品の価値 美術品の価値はどこで決まるのか。 例えばご家庭にある美術品にどれだけの価値があるか。 そこには基本的な価値基準がある。 わかりやすく言えば  有名な美術館に収まっている作家であるか。  作家の真贋を証明するものがあるか。  将来が期待できる作家であるか。 この3点  あなたの収蔵する作家が美術館に収まった作家とします。  ただあなたの作品が美術館に収まる価値があるとは言い切れません。  また証明書の類があってもその証明書自体に問題が生じる場合が あります。  今日信頼できる証明書は東京美術倶楽部発行の証明書と  一部作家の家族が証明するものになります。  よくある骨董品の類の掛軸に書かれた箱書には注意を払うべきです。  作家本人の箱書(現存作家に限る。物故の大家は注意が必要)があるか。  個人が証明した箱書はまず偽物といっても良いでしょう。  例え間違いなく本物でも売却には前に述べた信頼できる団体、個人の  証明書が必要ですし当然費用もかかります。  高価な作品なら良いのですが費用のほうが高い場合もあります。  将来の期待できる作家としてもそれは市場が判断するもの。  市場のニーズと自分の目が(業界では目利きと言う)合致するかです。  このように世間で言うすごい美術品でもこのぐらい  大変な労力とお金がかかるのです。  私はこのような方とお付き合いしようとは考えません。  自分の価値基準で美術品を楽しむ方とお付き合いしたいと願っています。 では、私の考える楽しめる美術品の価値と勘違いしない美術品の 選び方の基準を  作家、作品に惚れ込めることができる。  自分自身で払うことができる予算の美術品を選ぶ。  常日頃から美術品と過ごす環境をつくる。 などです。  その足がかりとして美術館に足を運び、良い作品にふれ  好きな作品好きな作家を見つけることをオススメします。  それが良い目を養う唯一の方法です。